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沖縄戦当時の県警察部長・荒井退造氏を慰霊 校友会県支部

 明治大学校友会沖縄県支部(與那覇博明支部長)は8月24日(土)午後2時から糸満市摩文仁の島守の塔で、沖縄戦当時、沖縄県警察部長だった校友・荒井退造氏の慰霊式を行いました。荒井氏は、島田叡知事の下で沖縄県民の避難誘導と食糧の確保に奔走しました。組織的な戦闘が終結した後、県民とともに戦火に倒れました。

 慰霊式には、明治大学の岡田誠司常勤理事(経営企画担当)、明治大学校友会の三森勳副会長が参列し、花を手向けました。校友会沖縄県支部からは與那覇支部長のほか、宮里博史顧問、新里利之、名城知二朗両副支部長、真栄田誠幹事長、東風平朝秀副幹事長、池間聡幹事が加わりました。

 與那覇支部長は「1945年、本土防衛の防波堤とされた沖縄では、一般住民を巻き込んだ激しい地上戦が繰り広げられ、沖縄住民の4人に1人が亡くなるという大きな犠牲を強いられた。荒井氏は島田知事とともに住民の保護に努め、県外や北部への疎開を積極的に推進した。改めて荒井氏の尽力をたたえ、この地に眠るみ霊の安らかならんことを祈るとともに、世界の恒久平和を切に願う」などとあいさつしました。



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